鼈甲(べっ甲、べっこう)の魅力溢れる品々

鼈甲(べっ甲、べっこう)といっても色んなものがあります。メガネや櫛、それに、かんざし。魅力溢れるべっ甲の世界を少しだけ覗いてみましょう!

鼈甲(べっ甲、べっこう)って何だろう?

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鼈甲って、ご存知ですか?
鼈甲というのはちなみに工芸品の素材のことです。(^^)
かくゆう私も見たことや聞いたことはありますが、鼈甲という素材がどんなものなのか全然知りませんでした。
少し前に鼈甲がなくなってしまうということが話題になっていたことは知っていましたが・・・。

鼈甲とは、亀の甲羅、正確にはタイマイという海がめの一種から摂取されるそうです!
そして、半透明で赤みを帯びた黄色に濃褐色の斑点があって、しかも黄色の部分が多いほど、価値が高くなるらしいです。
重さは大変軽くてそれでいて、質感が高いとの事です。
それが、鼈甲製品の人気のある理由です。
若い人より、年齢が少し上の人に人気があるのも、この鼈甲の落ち着いた色合いから来るものなのかもしれません。(^^)
でも、残念なことに、現在ではタイマイが乱獲されたことによって、その生息数が激減してしまい鼈甲が取れなくなってしまいました。
そのことによりさらに鼈甲自体の価値も上がり希少価値の高いものになってしまいました。
悲しいことですよね。
人間というものは本当に勝手な生き物だとつくづく思います。

ところで、鼈甲の名前の由来はご存知ですか?
それは、江戸時代まで遡ります。
結構歴史があるのに驚きました。
当時の江戸はお上により贅沢を戒められていました。
タイマイの甲羅は当時から大変高級で同じく高級であったスッポンになぞられ、「鼈(スッポン)の甲羅」といっていたことから、鼈甲と言う呼び名で呼ばれるようになったそうです。
なるほどという感じです。
こういうことだったんですね。

名前の由来からもわかるように、現在では生薬、漢方でいう鼈甲は、スッポンのものであり、加工品の鼈甲とは異なります。
スッポンと鼈甲が同じように高級品として扱われていたことは以外でしたね。
ちなみにこれらは土鼈甲とも呼ばれています。
そんなことも頭にいれておくといいかもしれません。

鼈甲はとても加工し易いので工芸品や装飾品の材料としても重宝されていたそうです。
鼈甲は加工しやすい上に軽いので、現在のプラスティックと同じような感覚で使われていたのだと思います。
加工するのに便利だったのでしょうね。
そして、徳川家康のメガネフレームとして使われていたという記録もあります!!
すごいですよね。
天下の将軍徳川家康の眼鏡フレームが鼈甲だなんて、びっくりです。
高級だったということがわかりますね。
その他にもかんざしや帯、ブローチなどに加工され普及したそうです。
このことからも、現在のプラスチックと同様の扱いだったのかもしれませんね。
ただし、大変高級ですが・・・。

質感が高く、加工しやすく、尚且つ軽いという三拍子そろった鼈甲ですが、弱点があります。 完璧なものなんてなかなかありませんよね。
鼈甲の弱点は人の汗や整髪料にはとても弱いということです。
ですので、人肌に密着する様な製品ではマメな手入れが必要です。
当然、櫛や眼鏡などに加工されたものは、乾拭きを頻繁にしないと製品が劣化してしまいます。
プラスティック製品になれている私たちにとっては、やや手間のかかる加工品かもしれません。

写真は以前、私が旅行で長崎に行ったときにお土産屋さんで購入したものです。
ビンのなかには船が入っており、その帆が鼈甲で出来ているというものです。
最近ではこんなに贅沢に鼈甲を使った装飾品も少なくなりました。

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べっ甲 歴史

べっ甲はもともとは中国の技法で、日本におけるべっ甲製作の歴史としては約300年になります。